ワイン

ミッシェルグロ オートコートドニュイ フォンテーヌ サンマルタン ブラン2016

ミッシェルグロ オートコートドニュイ フォンテーヌ サンマルタン ブラン2016

基本情報

・フランス ブルゴーニュの白ワイン
・ミディアムボディでドライ
・モノポール(単独所有畑)
・シャルドネ100%
・価格は4000円前後

ジャン・グロの長男ミッシェル・グロが単独で所有する畑のぶどうで作るワイン。
名門グロ家のエレガントな作りを受け継いでいる。

テイスティング記録

外観はクリアでやや黄色味を帯びる。熟成感ではなく、樽由来なのかと想像できる。
香りのボリュームは中程度。スモーキーな香りの後に柑橘やマルメロ、バニラがくる。バランスよく樽由来の風味が効いている印象。(スモーク感も樽由来?)
味わいは酸は高くアルコールは中程度。ややタンニンのような苦味がある。MLFしている。
ボディはミディアム。やや細身な印象ながらも酸がびしっと支えている。果実由来の味わいは柑橘やマルメロ。
しかし中心はMLF由来のクリーミーな味わいと舌触り。
余韻はやや長くいいワインである。
いまが飲み頃だが、もう数年は熟成に耐えうると予想。

いつかはジャン・グロのリシューブル飲みたい…。
カジュアルなワインも気軽に美味しく楽しめる【ピッコロ】ワイングラスがおすすめな理由

カジュアルなワインも気軽に美味しく楽しめる【ピッコロ】ワイングラスがおすすめな理由

ワインを愉しむ時間を彩ってくれるワイングラス。
1脚数万円のものから数百円のものまで幅広くはんばいされていますね。その中でも【お家飲み】におすすめな木村硝子さんのピッコロというグラスを紹介して参ります!

ピッコロ(ワイングラス)の特徴

なんといっても脚の短さです。普通のワイングラスに比べて1/2程の短さ。
この脚の短さがグラスの安定感とかわいらしさを生んでいます。

左2つがピッコロ

なぜピッコログラスがおすすめなの?

デザイン的要素

ご自宅での食卓やカジュアルな食事の場では、テーブルの上(料理も含める)に高さを演出する機会はほとんどありません。そこに背の高いワイングラスが1脚や2脚置いてあってもあまり整合が取れていないのです。
そういった場合では、あまり背の高くないグラス、ピッコロ(低すぎてもあれですが…)がベストマッチ。綺麗にバランスよく食卓を彩ることが出来ます。

機能的要素

機能面では背の高いグラスよりも安定感があります。中央におかずを置いて家族でテーブルを囲む場合など、自身や家族の手がテーブルを行き交いますよね。そういったシチュエーションでも、倒れるリスクの少ないピッコロなら安心して使うことが出来ます。

また、脚が短くほどよい太さのあるピッコロは洗いやすさも抜群。ワイングラスを拭きあげてるときに脚を追ってしまった…などという経験はないでしょうか。ピッコロならその心配はありません。(必ず折れないわけではありません)

ピッコロ(ワイングラス)の価格とバリエーション

ピッコロにはいくつか大きさ(容量)があります。

6oz=180mlのやや細身のスパークリングワインを想定したもの
10oz=300mlの白ワインを想定したもの
15oz=450mlの赤ワインを想定したもの

の3種類です。個人的には10ozがおすすめです。スパークリングワインでも赤ワインでもしっかり香りも取れますし、味わいの捉え方も問題ないです。これ1種類あればなんにでも使うことが出来る万能型グラス。1脚持っていると非常に便利ですよ。

価格はこのような感じです。

グラスの水垢汚れが意外なアイテムで簡単に落ちる!『クエン酸でもラップでも落ちない…』を解決!

グラスの水垢汚れが意外なアイテムで簡単に落ちる!『クエン酸でもラップでも落ちない…』を解決!

水道水でグラスを洗っていると必ずついてしまう水垢。
ワインは液体の色をよく観察するので、水垢が付いているとすごく目立ちますよね。
なんとかこの水垢を落としたい…。いろいろやってみたけどだめだった…。
そんな方はぜひこの内容をご覧いただいてお試しください!

じつは意外なアイテムとは…これ!

アクアリスト御用達のこれ。お世話になってます。

アクアリウム用品のテトラPH/KHマイナス

本来はアクアリウム用品ですが、なんとこれで簡単に水垢が落とせるのです。その様子がこちら↓

こんな水垢が…
こんなにきれいに!

これくらい綺麗になります。
今回綺麗にしたワイングラスは木村硝子さんのグラスです。素材はカリクリスタル。
特に白濁などの変質は見られません。

なぜ水垢が落ちるのか。

おそらく「水垢落とし」で検索されている方がたくさんいらっしゃると思うので、すごく簡単に水垢とそれが落ちる理由について説明したいと思います。

水垢の正体は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムというミネラルです。(地域によってもさまざま)
それらが付着、堆積したものなのです。つまりきっとアルカリ性汚れ。

主な落とし方としては…

①物理的に落とす(メラミンスポンジやラップなどで研磨)
②化学的に落とす(クエン酸)

の二種類です。
こんかいのテトラPH/KHマイナスで落とす方法は②化学的に落とす という手法です。

そしてこのテトラPH/KHマイナスがどういった商品かというと
『水槽内のPH値を簡単に下降させることが出来る淡水用の水質調整剤。同時に炭酸塩硬度も下げます。』
このような添加材です。

注目するべきはPH値を簡単に下降(つまり強酸性の溶液)させ、しかも炭酸塩硬度まで下げるのです。
炭酸塩硬度とはカルシウムイオンやマグネシウムイオンの濃度です。(詳しくはよくわからないが、カルシウムとマグネシウムがポイント)

なので、アルカリ性のカルシウムやマグネシウムが付着した汚れである水垢に効果ばつぐん
そんな感じなのです。グラスの水垢汚れをあきらめていた方ぜひ試してみてください。
ステンレスにも使えそうです。

注意点

もちろん本来の用途とは異なりますので、ご自身の責任の範囲内でご使用ください。
※ステンレス(シンクなど)に使用した場合は作業後、よくゆすぎふき取ってください。

実施した方法

上記の写真を見ていただいてお分かりかと思いますが、簡単に行った方法を記したいと思います。

基本的には漬けるだけです。原液のままつけるのが良いでしょう。
塗布して2分くらい置いておき、その後洗浄して拭きあげただけです。
これだけでかなり落ちています。
数回繰り返すとさらに綺麗になりました。

まとめ

クエン酸でも酢でも落ちない…研磨するのはとても大変…
そんな方へおすすめのなのがこのアクアリウム用品のテトラPH/KHマイナスを使った方法です。
自身の体験談をもとにお話させていただきました。
これでお気に入りのグラスやシンクについた水垢汚れを落としてみてはいかがでしょうか。

大きいサイズのテトラPH/KHマイナスもあります!

https://fishinthebox.net/2021/04/22/%e3%82%ab%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%81%aa%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%82%e6%b0%97%e8%bb%bd%e3%81%ab%e7%be%8e%e5%91%b3%e3%81%97%e3%81%8f%e6%a5%bd%e3%81%97%e3%82%81%e3%82%8b%e3%80%90/

フルミント ドライ2018 シャトー・パジョス【Chateau Pajzos Furmint Dry2018】試飲

基本情報

生産者

Chateau Pajzosシャトー・パジョス
 ハンガリー・トカイ地方にあるワイナリー。ユネスコ世界遺産に認定されたセラーを持つ。
 ボルドー・ポムロール出身のシャトー・クリネの所有者ジャン=ルイ=ラボルド氏がハンガリー国家より直接取得した。

シャトー情報

トカイアスーエッセンシアではパーカーポイント100点を獲得したことのあるシャトー。
ワインスぺクテイター誌でも99点獲得のシャトーである。

ワイン情

フルミント100%
辛口Dryな白ワインである。
フルミントの特徴としてはやや淡い色合いと高い酸、熟したリンゴの芳香など。
トカイ地方の極甘口ワインの原料として有名。辛口も高品質はワインを作る。

テイスティング記録

外観はやや緑がかったイエロー。熟成感は見て取れない。フレッシュそう。アルコールは12.5%。
香りはややボリュームがありリンゴの芯、かりんのようなフルーツが主体の香り。ハーブやスパイスの感じはなく、非常にシンプル。樽は使っていない様子。
マロラクティック発酵もしていない様子。
味わいはフレッシュ。酸は高いが、丸っこい印象もあり、ボディはミディアム-くらい。
リンゴやかりんの味わいがほとんど。こちらも複雑味はなく、余韻は中程度。
魚介や白身のお肉と相性が良さそう。ほどよくいいワインである。
いまが飲み頃。

白カビチーズと食べるとワインの果実味がより目立つ。
https://fishinthebox.net/2021/04/11/framingham-classic-riesling2015/

ドメーヌ・ド・ラ・フェルテ ジヴリ2018を試飲【Domaine de la ferte Givry 2018 Deta】

基本情報

生産者

Domaine de la ferteドメーヌドラフェルテ
 ニュイサンジョルジュでドメーヌ・ぺルドリなどを運営しているドメーヌ・ドゥヴィラールが運営するドメーヌのひとつ。

畑情報

2.5haの畑を所持。そのうちの1haは12世紀からラ・フェルテ修道院が所有していたプルミエクリュ『ラ・セルヴォワジーヌ』
南東から南向きの斜面で粘土石灰質の土壌。基本的に南東向き1.7haくらいがGivryに使われる。
ピノノワールのみ。平均樹齢は35年。

醸造情

収穫は手摘み。除梗はすべて。発酵は15日から18日ほど。
オーク樽で9か月、新樽比率は15%。マロラクティック発酵は行う。
清澄は行わず軽い濾過の後に瓶詰。

テイスティング記録

外観はクリアで明るめのガーネット。熟成感は見て取れない。アルコールは13%。
香りは赤い果実が中心。赤スグリややや黒スグリのような印象も。香りのボリュームがある。
発散的な軽い香りというよりは重く持続しているイメージ。
味わいは非常にタンニンが細かくなめらか。滋味深い。タンニン量は少ない。
酸味も高いが目立つわけではなく、ボディを支えている。
ミディアム+ほどのボディ。赤い果実と樽やマロラクティック発酵由来のクリーミーな味わいが合わさる。
白カビチーズとの相性が良さそう。余韻も長く、いいワインである。
いま飲んでも美味しいし、もうしばらく熟成に耐えうる。

ワインプロスペリテさんは小規模ながら品質の高いワインを輸入されています。

↓こちらのワインもワインプロスペリテさんが輸入している年間4000本ほどの希少ワインです。

https://suzukiceller.com/2021/03/20/%E5%B8%8C%E5%B0%91%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%81%E3%83%89%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%80%80%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB2015/