Jean Paul & Benoit Droin Chablis≪ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワン シャブリ2018≫をテイスティング!

テロワールを知り尽くしたドーヴィサ、ラヴノーに並ぶ3ツ星生産者

シャブリの老舗ドメーヌであるジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワン。ドロワン家は1537年には畑を所有し、ぶどう栽培を始めていたと言われています。ドメーヌはスラン川沿いにあります。7つのグランクリュのうち6つを所有しており、各畑ごとに明確に特徴の差があります。
ドロワンは下記のように語っています。

<シャブリ/グラン・クリュの特徴>
レ・クロLes Clos…最もパワフル。ミネラルが強く、長命。豊かでエレガント。
ヴァルミュールValmur…しっかりしたボディ。筋肉質。お肉と合わせてもOK。
ヴォーデジールVaudesir…グランクリュでは最も早飲み。刺身などの和食によくマッチ。
ブランショBlanchot…カキなどの海の香り。ミネラルを愉しむもの。なので樽は0%
レ・プリューズLes Preuses…真っ先にミネラルを感じるが女性的。丸みを帯びている。
グルヌイユGrenouilles…厚くリッチ。熟成するとはちみつのニュアンス。

輸入元の詳細ページはこちら↓

https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?sf=1&id=1443772429-876811

テイスティング情報

外観は緑がかったイエロー。濁りはなくクリア。
香りは柑橘(レモン)や白い花、ややアプリコットも感じ取れる。シャープというよりはまるっこく、熟度が高い印象。
熟成感はなくフレッシュな印象。香りのボリュームはやや多い。プライマリー中心。
味わいはドライ。アルコールは中程度で酸は高い。テクスチャーは柔らかいが酸はのびやか。ボディはミディアムで余韻もやや長い。
レモン、花梨、アプリコット。
シンプルながら高い完成度。
いまが飲み頃。しばらく(数年)の熟成にも耐えうる。

参考価格

※Amazonより引用

こんな風に飲みたい!

・やや脂の乗った生の魚など
柿と鰆のマリネ、ホタテのミキュイに桃を添えて、などのフルーツと魚の組み合わせとばっちり。 樽を使っていないので生魚とも合います。

≪こんな記事も読まれています≫

SNSでもご購読できます。